自分の中にあった
名前のない”熱”
長いあいだ
ずっと
出口を求めていた
“憧れ”と
呼べる存在は
わたしには
いなかった
魅力を感じて
惹きつけられる人はいた
でもそれは
有名人や
過去の偉人であっても
“憧れ”では
なかった
「わたしも
あんな生き方をしたい」
その人たちの
生き方
情熱をまっすぐに
ぶつけている姿
自分の理想を
追求して走っている
その在り方が
羨ましくて
仕方なかった
悔しくて
涙が出てしまう
くらいに
どうしてわたしは
あそこに
行けないのか
わたしの中には
あの人たちと
同じものが
確かにあるのに
この
強い”衝動”が
わたしも
あんな風に
衝動を形にしたい
熱く熱く
すべての情熱を
注いで生きたい
“自分”という
存在を創りたい
ずっと
何かに
“本気になりたい”
自分がいた
情熱も衝動も
誤魔化してない
だから
熱の正体には
気づいていた
ただ
ぶつける”方向”が
見つからなかった
「もっと
広い世界に出たい」
「すべてを激しく
ぶつけたい」
わたしの中の熱が
いつもそう
言っていた
“わたしは
絶対にここでは
終わらない”
“内側にある
この熱を
必ず形にする”
それが
わたしの生きる
エネルギーだった
時間は
かかったけど
自分の本気を
ぶつけられる場所へ
たどり着く
ことができた
いま
心から
“生きている”と
感じられる
ここからが
本領発揮
ここまで
ずっと耐えてきた
悔しさを
抱えながら
自分の情熱
自分の衝動を
何ひとつ
無いものにせず
一緒に
生きてきた
一緒に
ようやく
本来の輝きを
放てる
この場所で

