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優希(yuuki)

creator

相愛大学 音楽学部

音楽療法専攻 卒

―美のあいだ―

形のあいだにある

見えない美しさ

消えるものと

残るものの境界で

目次

はじめに

水面に落ちる

光の粒のように

世界にはまだ

名前のない

「あいだ」が存在しています

光と闇

過去と未来

内側と外側

その境界が

ふわりと混ざり合う

淡くて曖昧で

けれど

確かに息づいている

その一瞬

それが

liminal

わたしは

その気配に触れるたび

心の奥に生まれるものを

言葉に

絵に

音に

変えてきました

ここは

そんな「あいだ」に生まれるものを

ひとつずつ

形にしている場所です

どうぞ

ゆっくりと

お入りください

このサイトを作った理由

長いあいだ

わたしは

何かを探していました

胸の奥に

ずっと在り続けた

形のない熱

確かに存在しているのに

形にすることができない

満たされない飢餓感と

苦しいのに求めてしまう

眩しい光

相反するようでいて

離れない感覚

けれど

わたしはそれを

どうしても

諦めることができませんでした

何も見えず

立ち止まり

息をひそめるしかなかった時間

暗闇の中

ひたすら耐えて

自分を見失っても

それでも

手放すことはできなかった

手放したようで

ずっと持ち続けていた

やがて

自分の声が

呼んでいることに気づき

耳を傾け

自分自身を

深く見つめてみると

ずっと

どこかに置いてきたまま

忘れていたものが

少しずつ

姿を現しました

そして気づきます

――わたしが探していたのは

これだったのだと

人生は

刹那の積み重ねです

ずっと

変わらないものなんて

ほとんどない

人も

関係も

場所も

自分自身さえ

変わっていく

変わらず

いつまでも

そこにあると思って

掴まずにいたら

きっと

後悔する

掴んで形が無くなるのと

掴まずに失うのは

全然違うから

一度この手で掴んだものは

形が消えても

別の形で

残り続ける

いつか

失われるかもしれないものを

永遠に留めるためではなく

そこにある時に

自分で触れて

ちゃんと生きる

「確かにここにあった」

その瞬間を

この世界に一度

立ち上げるために

わたしは

言葉を綴り

絵を描き

音を奏でる

消えていくものの

あわいに触れながら

人が自分自身として生きることを

表現しています

わたしの軌跡

子供の頃から

何かを創ることが好きでした

文章を書くこと

絵を描くこと

音を奏でること

どれも大切な表現でしたが

それだけでは

満たされることはありませんでした

「わたしが創りたいものは

 これじゃない」

その感覚だけが

ずっと残り続けていました

探しても

見つからず

手に入れたと思っても

手のあいだを

すり抜けていく

自分の未熟さや

行き場のない情熱を

目の当たりにするたび

何度も

手放しそうになりながらも

それでも諦めることは

できませんでした

楽になりたいのに

その自分を選ぶことができなかった

それは

自分自身を

手放してしまうことになると

きっと分かっていたから

自分の生と直結していたから

諦められなかった

やがて

人の内側に揺れるものや

ふと現れる気配

目には見えないのに

確かに感じられる瞬間

自分が長い間

強く惹かれてきたものの正体に

気づきました

触れれば

消えてしまいそうなもの

けれど確かに

そこに在るもの

振り返れば

すべての経験が

いまの表現へと

つながっていました

いまのわたしは

境界のあいだにある世界を

言葉と色と音を重ねて

描き出しています

それぞれが

自然に溶け合い

ひとつの表現として

形になっていく

これは

わたしの軌跡であり

これからも続いていく

創作の旅です

創作しているもの

創作は

内側に湧き上がった

小さな光や衝動を

言葉や色や音へと

変えていく旅です

わたしの中に生まれた

美のあいだが

姿を現しています

ここに並ぶものが

あなたの内側の光に

触れるきっかけになれば

嬉しく思います

これからのこと

これからの創作は

光の粒が

かたちを変えるように

深まりながら

広がっていきます

言葉と色が

物語と音が

自然に重なり合い

様々な角度から見た

あいだの世界を

描き出していきます

急がず

比べず

ただ

感じたものを

そのままに

わたしが生きていく中で

見えた景色を

置いていく

自分の中に

湧き上がったものを

大切に磨いて

自分の手で輝かせる

わたし自身は

変化しながら

変わらないものを

描いていく

この先の軌跡もまた

あなたの内側の光に

そっと触れていきますように

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