いつも
行動が先で
意識が後だった
無意識の行動の意図が
あとから付いてくる
だから
ふとした瞬間
「あ、そうだったんだ」
と腑に落ちる
これまでは
自分自身の範囲内で
完了していた
その規模が
拡大された感じ
自分の行動の結果が
目の前に
形になって現れる
前触れなしに
突然来るから
なかなかの衝撃
インパクトが
大きい
自分の思いを
形にすることには
何の抵抗もない
どれほど
大きなこと
強いことを言っていても
それが
自分の
正直な気持ちだから
今までも
ずっとそうしてきた
でも
一瞬
直視できない自分がいた
逃げたいとは違う
なにかが
一瞬静止した
ほんの数秒だけど
自分の中で
小さな混乱が
起こっていた
「思いを形にしたわたし」と
「現場のわたし」に
ズレが生じていた
形にしたわたしは
現在地より
もう一歩
先までを言ってる
先にいる自分を
言葉にしている
でも
現場のわたしは
目の前に来ると
その
具現化した世界に
一瞬怯む
だから
直視できない
「自分の本音が
現実になり始めること」
ここに
わたしは怖くなった
目が眩むほど
光量が増した
自分の目を
疑ってしまったほど
溢れ出る
まばゆい輝き
その光が
直接
わたしに向けられて
自分が形にしたものの
強さを
照らされた感覚
眩しすぎる光に
わたしは
戸惑い
照れてしまっていた
光に触れられて
すごく嬉しい
ずっと
見ていたいくらいの
美しさ
けれど
わたしは
同じ形の光では
返さない
沈黙で
返事をする
それが
わたしに向けられた光を
受け入れる方法
ここでもまた
無意識が働いていた
場を
崩さないために
構図が逆転した
わたしがいる空間と
相手の動線が
自然と重なる
もう
頑張って
偶然をつくる必要も
場を整える必要もなくなった
いまは
きっと
次のフェーズに入るための
移行の途中
意図していないのに
逃げられない
いちばん
逃げ場がない段階
かもしれない
自分の中に
起こる反応から
毎回
その場で
向き合わなければいけない
まるで
不可抗力で
慣らされているみたい
お互いに
それは
まさに
liminalな時間
それも
かなり濃い
「境界に立つ」って
きっと
こういうこと
まだ名乗っていないのに
もう空気は変わっている
まだ踏み出していないのに
もう身体は動いている
意識より先に
行動が出ている状態
あの
眩しい光を目にすると
少しだけ
悔しい気持ちになる
わたしのライバル心が
小さく揺れるみたい
そんな自分のことも
素直に
受け止める
どこを切り取っても
綺麗な構図が
出来上がっている
破綻しないのは
偶然じゃなくて
お互いが
自分の役割を
生きているから
駆け引きとかじゃなくて
共同で場をつくっている
それが
そのまま
現実で起こっている
駆け引きは
相手を動かすために
自分を歪めてしまう
だから
わたしは
するのも
されるのも好きじゃない
自分に
嘘をつかず立てていれば
現実の方が整っていく
それは
一瞬のテクニックじゃなくて
積み重ねた在り方が
「場」に出るから
起きること
クッションなしで
突然目の前で
現実化されると
いまは
驚きの方が
大きいけれど
ひとつずつ
慣らしていく
あの眩しい光を
全面で浴びながら
わたしも
二人の空間も
照らせるように
自分の光を
輝かせ続ける

