「消された本音」

ずっと

頑張ってきた

自分を

押し殺して

周りに

合わせてきた

そうすることで

スムーズに

流れていくから

わたしが

邪魔をしないように

輪を

乱さないように

ずっと

我慢してきた

でも

なんかそろそろ

苦しくなってきた

自分の中で

何かがはじけそう

そんな

ぎりぎりのところ

もう

限界かもしれない

「わたしはもう

 我慢をしたくない!」

つい

言ってしまった

口から

出てしまった

自分でも

びっくりしてるんだよ?

でも

少しだけすっきりしてる

つい

出てきてしまった

わたしの本音

…あれ

でも、反応がない

何も、言われない

あ、そっか

また

わたしが

間違っていたんだ

わたしの中の声が

そっと

口を閉じる

だから

何も言ってくれないんだよね?

だからそんな

呆れたような顔を

するんでしょ?

そうだ

そんなことを

思っちゃいけないよね

これは

わたしの本音じゃない

違う

本音だと

勘違いしていたよ

これは

わたしのワガママなんだよね

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