「それぞれの挑戦」

あの時

聞こえていた音

あれは誰かの

開始の合図だけじゃ

なかった

わたしの

試合開始を

知らせる音だった

それはもう

わたしが気付かないうちに

始まっていた

深く考えて

そうしたわけじゃない

気付いたら

身体がそう動いていた

“いつもなら”

できないことが

“そのときだけ”

できるように

なっていた

だから

流れに乗るように

自分を

当てはめた

その選択が

いま形になって

目の前に現れた

これからわたしは

二つのことを

スタートさせる

一つは

自分の可動範囲を

またひとつ

広げること

外の世界と

少しずつ

触れていく

そして

もう一つは

“色の世界に入ること”

知識も経験も

何もない

でも

“これだ!”

と感じるものを

見つけてしまった

ゼロからの

スタートだけど

出会ったのだから

やらない

理由がない

だから

挑戦する

きっとできると

確信してる

強い決意を固めて

動いたわけじゃない

結果

そうだった

そしてこれが

“流れに乗る”

ということなのだと

気付いた

“流れに乗る”ことは

受け身で

流されることじゃない

自分の中で

軸が定まって

いるからこそ

目の前にある

流れが

自分に

必要なのか

そうじゃないのか

瞬時に

判断できる

そして

その流れがきたことを

すぐに

察知できること

これは

受け身でいたら

つかめない

動いていないようで

常に能動的に

動いている

自分で

人生を切り拓いて

いくには

この感覚は

とても大切だ

自分を

信頼しているからこそ

自分の身体の動きに

抵抗せず

委ねられる

意味と答えは

そのあとから

ついてくる

そこで生まれる

時差に

不安も

焦りもない

その時間は

自分を整える

“準備時間”

行動と意識が

一致した瞬間に

スタートできるように

いまわたしは

新しいフェーズに入った

あの音は

それぞれの世界が

動き出す

合図だった

そしてそれを

同時に

受けとった

わたしも

新たな挑戦が

はじまった

目次