「孤独の鏡」

大人と子供

自分のことを  

足りていないと

思っていると

それを

証明するように

何でも

ひとりでできることを

大人のゴールとして

設定する

反対に

まだ内側では

立てていない自分を

誰かに

頼られることで

大人であることを

証明しようとする人もいる

けれど

それは

自立ではなく

役割

共通しているのは

大人になることへの焦り

ある

馴れ合いの輪を見て

そこに入れない孤独に

気付いた

きっと

子供の頃から

ずっと抱えてきた感覚

それに

名前が付いた

けれど

孤独は

一人でいること

だけではない

人の中にいる

孤独もある

一人で立っている

人間を見て

まだ

立てていない自分に

気づくのかもしれない

混ざれない孤独と

離れられない孤独

形は違うけれど

同じ孤独

どちらも

まだ定まらない

どちらも

自立の途中

鏡に

映し出された

自分が

抱えている孤独に

気付くこと

それが

自分への入口

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