「強さの正体」

戦わざるを

得なかった

戦いたくて

戦ってきたわけじゃない

そうしないと

守ることが

できなかっただけ

「何を?」

自分のプライド

分かってた

わたしが折れたら

自分を

手放すことになることを

だから

できなかった

そしてね

そんな自分を知られるのが

一番怖かった

軽く扱われて

できた傷

頑張りすぎて

できた傷

わたしは

傷だらけだった

でも

ずっとこの痛みと一緒に

生きてきた

この痛みが

わたしを支えてくれていた

だからこそ

それを知られるのが

怖かった

同情

されたくない

可哀相だと

思われたくない

たしかに

苦しかった

でもいつのまにか

この痛みが

わたしを

奮い立たせてくれていた

わたしは

不幸なんかじゃない

わたしは

ここから立ち上がるの

その原動力を

あのたくさんの痛みが

くれたんだ

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