「引いて残ったもの」

「自信をつけたら

 きっと 

 できるようになるはず」

自信をつける

自信をもつ

自信が足りて

いないから

「足して」

形を

完成させようとする

でも

それって

本当なのかな?

自信って

どんな形?

自信があるって

どういう状態?

自信が

あるように見えるとき

自分よりも

他者の方が先に気づく

でもそれは

成果でも

強さでも

派手さでもない

分かりやすい

結果からじゃなく

立ち位置

体の角度

視線の流し方

無意識の距離感

そういったものから

感じ取る

主張を足したり

自己アピールを

増やすわけじゃない

むしろ

消えようとする癖

迷惑にならないよう

縮む動き

半身で立つ癖

これを

やめただけ

たった

それだけで

見ている人は

安定したな

逃げなくなったな

ちゃんと居るな

この

「言葉になる前の層」を

感じ取る

行動じゃなくて

身体レベルの変化

何かを

「足した」わけじゃない

「存在の密度」を

戻しただけ

自信が

ついたんじゃない

自分を

「小さくする癖」を

やめただけ

身体が変わったのは

なぜだろう

それは

「もう

 消えなくていい」って

許可を

出したから

強くなったわけじゃない

ただ

自分の声に従って

嘘をつかなく

なっただけ

すると

身体は安心して

身を守るために

縮めていた身体を

元に戻したんだ

「自信」は

足すんじゃなくて

やめて引く

自分を

安心させることができれば

防御がほどける

すると不思議

もう

「自信をつけなきゃ」と

思わなくなる

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