怒りの感情は
いちばん
気づきにくい
だから
基本的には
出てこない
でも
ひとつだけあるの
わたしが
怒りを感じることが
ひとつだけ
そこを
踏み越えられると
スイッチが入る
「それは何?」
自分の尊厳を
脅かされそうに
なったとき
「尊厳?」
うん
人として
最低限のライン
「すぐに気付けるの?」
ううん
今まではね
気づけなかった
「わたしが勝手にしたこと」
「見返りがほしいわけじゃない」
こうやって
飲み込んでた
わたしの
わがままだから
不満を感じるのは
大人げないことだって
でも
気付いたの
それって
何でも受け入れる
いい人の顔をして
自分で
自分の価値を
下げていたことに
誠意を見せる時は
本気なんだよ
そうでないと
相手にも
失礼だから
それなのに
わたしは
自分のことを
雑に扱われたとしても
それは
仕方がないことって
笑って
受け入れていた
それが
間違っていた
人として
誠意をみせられたら
誠意を返す
わたしの中の
当たり前
相手が
本気で向かってきたのなら
自分も
本気で向き合う
それができないのなら
最初から
受け取るべきではない
拒否することも
できるのだから
答えを出すことは
求めていない
そのときの自分の
意思を示すこと
それを
「見返り」と
誤解していた
その意思を
見せることが
大人として
最低限の礼儀だと
思ってる
ここを
踏みにじられるのなら
優しい顔はしない
怒りの感情は
悪いものではなく
自分の尊厳を
守るための
必要な
センサーだった

