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優希(yuuki)

creator/liminality-art

―美のあいだ―

形のあいだにある、見えない美しさ。

消えるものと、残るものの境界で。

はじめに

水面に落ちる光の粒のように、

世界にはまだ名前のない”あいだ”が存在しています。

光と闇、過去と未来、内側と外側。

その境界がふわりと混ざり合う、淡くて曖昧で、

けれど確かに息づいている。
その一瞬――。

それがliminal。

私はその気配に触れるたび、

静かな美がひっそりと立ち上がるのを感じてきました。

ここは、そんな”あいだ”の世界を音と絵と言葉でそっとすくいあげる、

小さなアトリエです。

どうぞ、ゆっくりとお入りください。

このサイトを作った理由

長いあいだ、私は”何か”を探していました。

胸の奥にずっと在り続けた、形のない熱。

満たされない空白と、小さな痛みに似た光。

掴めそうで掴めないその”核”を、

私はどうしても諦めることができませんでした。

色も形も分からない。

何度も迷い、立ち止まり、苦しくて見失いそうになった。

それでも、諦めることはできなかった。

必ず存在している――そう確信していたから。

何かに呼ばれるように、

ただそこへ向かっていくしかない――

そんな強く静かな切望。

そして、ある出会いが、

その霧の奥にあったものの輪郭をそっと照らしました。

その人が何をしたわけでもない。

ただ、向き合うたびに胸の奥の光がふっと揺れ、

ずっと求め続けていた”それ”が、

ようやく静かに形をあらわすように。

――あぁ、わたしが探していたのはこれだったんだ。

その確信は、

ずっと抱えてきた痛みと、求め続けた熱をひとつに結び、

胸の奥にあった光を静かに目覚めさせてくれました。

このサイトは、

その”輪郭が現れた世界”をそっと並べていくための場所です。

音と絵と言葉が交わる、あの一瞬のきらめきをすくいあげる

小さなアトリエ。

あなたの中の”あいだ”にも、静かな光がそっと息づきますように。

わたしの軌跡

わたしは子供の頃から、何かを創ることが好きでした。

絵を描き、

文章を書き、

音をつくり、

ピアノを奏でること。

どれも大切で、心が動く表現でしたが、

どれかひとつでは満たされることはありませんでした。

「まだどこかに、別の形がある」

その感覚だけが、ずっと胸の奥に残っていました。

探しても見つけられず、

何度も挫けそうになったけれど、

それでも、諦めることはできませんでした。

諦めることは、

どこかで自分自身を手放すように感じたからだと思います。

成長するにつれ、

人の内側の揺れや、

その人が醸し出す雰囲気、

自分の心のわずかな震えといった、

目には見えないものに惹かれる瞬間が増えていきました。

淡くて、儚くて、

触れれば消えてしまいそうなのに、

たしかに存在して、息づいているもの。

振り返れば、

これまでのすべての経験――

迷いも、痛みも、喜びも、出会いも――

そのどれもが、

今のわたしの創作につながっていました。

そして気付けば、

色が音になり、

音が言葉になり、

言葉がまた光へと戻っていくような、

ひとつの枠に収まりきらない表現へと、

静かに向かっていきました。

――わたしが探していたのは、総合的な創作だったのです。

いまのわたしは、

“境界のあいだ”に佇む世界をそっとすくいあげるように、

絵と言葉と音が自然に重なり合う作品を、

ゆっくりと形にしています。

これは、わたしが生きてきた軌跡であり、

これからも続いていく、小さな創造の旅です。

創作しているもの

“創作は、わたしの内側に落ちた小さな光が

音や絵や言葉へとそっと形を変えていく旅です  

まだ数は多くないけれど、

この場所から、少しづつ”美のあいだ”が姿をあらわしていきます。

ここに並ぶものが、

あなたの内側にも、小さな光を灯せますように。

これからのこと

これからの創作は、

光の粒が少しづつ形を変えるように、

ゆっくりと、静かに深まっていく旅になると思います。

音と絵と言葉が、

そのときどきの私にとって、いちばん自然な形で重なり、

新しい”あいだ”の世界をそっとすくいあげていく。

急がずに、比べずに、

ただ感じたものを、そのままのかたちで。

ここから先の軌跡も、

あなたの内側の小さな光に、

そっと触れられますように。