こんなに会いたいのに
どうして
わたしたちは
会うことができないのだろう
怒り
寂しさ
痛み
色々な感情を
余すことなく通ってきた
ひとつずつ
向き合って感じてきた
それでも
現実はまだ動かない
すると
「わたしにまだ
やり残したことがあるの?」
問いが出てくる
自分に目を向けすぎると
自分を削ることになる
だからいつも
余白を持つよう
意識していた
そのたびに
創作の世界へ戻っていく
でも思ったの
「いまも、それで正解なの?」
会いたい
一緒にいたい
素直な想いを
自分の中に存在させること
その許可は
出せていた
でも
あなたを愛するわたしを
存在させ続けることは
まだできていなかった
この想いを持ち続けることは
執着ではないのか
だから
動かないんだ
そうやって
あなたを想う気持ちを
どこか「よくないもの」として
扱っていた
こんなにも純粋で
大切なものなのに
「自分の世界だけを
見ているわたしが正解」
そう思い込もうとしていた
あなたがわたしの世界に
完全に存在することを
恐れていた
綺麗に整った形で
お互いを存在させようとしていた
本音を出すと
この関係が
壊れてしまう気がした
だから
あなたへの想いが
強くなりそうになると
「違う、意識しちゃダメ」
いつも自分を矯正していた
でもね
もう綺麗ごとはうんざりなの
いつでも崩さない
きちんとした自分でいることに
疲れてしまった
力を抜いた
緩んだ自分に
会いたくなってしまった
だって
本当のわたしは
綺麗に整っていない
強くて
濁った本心を
たくさん持っている
その自分を出すと
あなたが
離れていってしまいそうな気がして
どうしても出せなかった
本当は
全部見せて
溶け合いたかった
だから
自分に正直になって
抑えるのをやめる
正しい恋愛の在り方の正解探しは
もうしない
もう
あなたを手放さない
この空間で
あなただけに向けて書くこと
ずっとできなかった
個人的にならないように
誰にでも届くように
その視点が
いつもあった
それが
正しい恋愛の形
創作の形だと思っていたから
わたしの世界と
あなたの世界を
勝手に混ぜてしまうのは
いけない気がしていた
別々だと
思っていた
本当は
あなたに届けたかったのに
この気持ちは
わたしの世界を
壊すようなものではないのに
でもわたしは怖くて
自分に隠していた
あなたに
本気で向き合っていたはずなのに
その奥には
あなたを
本気で愛することを
躊躇しているわたしがいた
一度踏み入れたら
二度と抜け出せないと
わかっていたから
わたしはここで
あなたに向けて書いてもいい
これが
ありのままのわたし
もう抑えない
もう隠さない
あなたに恋をする
ただの女の子
わたしは
あなたに会いたい
あなたのもとへ
飛び込んでいきたい
ずっと想ってる
これからも
あなたへの想いだけを持って
わたしはここで
扉を開けたまま
待っている

