美意識の
高い人だった
完璧な
理想の女性像を
持っていた
だから
とても窮屈で
自由に動けない
でも
わたしの中には
ほんのわずかに
動いている部分があった
特別な
何かではなく
日常の
小さな積み重ねの
大切さ
その人が
そうしていたのではなく
その人の理想の女性が
そう生きていた
共感している
自分がいた
わたしの
美に対する感性は
ここから
目覚めはじめた
あの
時間の中で
その人の感性を
吸収して
学んでいた
美しさとは
毎日の自分の意識が
作り上げている
手間と時間がかかっても
自分を丁寧に扱う
その心が
外見の美しさに現れる
日々を丁寧に
積み重ねることができる
ストイックな姿勢に
強く
美を感じていた
ずっと
外見の美を
教え込まれたと思っていた
でも
そうではなく
女性として
どう生き
どう立ち
どう自分を扱うか
いまの
わたしの美学だった

