「はじまりの音」

音がする

何かを

知らせる音

何かを

決めないといけないような

気がしていた

それが

何かは

分からない

何かが

迫ってる

そんな

感覚があった

でも

何を?

自分の中に

まだ

未選択のものが

残っていたのか

見えてこなかった

焦ってるわけじゃない

そして

その音は

少しずつ

近づいてきてる

何かの

確かな予感がする

これから

何かが始まる

そんな音

それは

「人生」という

大舞台を動かす音

これから

動かそうとしている人がいる

先に

そこを通ってきた

人間として

わたしは

どこに立つべきなのか

それを

決める時がきていた

「ただの傍観者?」

「応援しながら見守る側?」

どちらも違う

一生で一度

あるかないかの

大勝負

自分の

全エネルギーを

そこに注ぎ込む

生半可な覚悟じゃ

通れない

だから

わたしは

舞台の外には立たない

同じ

時間の中に立つ

同じ速さで

生きる

自分の人生を

動かしながら

自分の場所から

一緒に走り続ける

その強度を

わたしは

もう

持ってるから

だから

大丈夫

思い切り

やればいい

自分の

全エネルギーを

全部出し切ればいい

その衝動を

解放したらいい

誰も傷つかない

自分も壊れない

ちゃんと見てる

この場所から

自分の立つ位置が

定まった

あとは

待つだけ

はじまりの

音が鳴る

そのときを

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