「安心の説明書」

「安心」の定義

それは

人によって違うということに

なかなか

気づけなかった

パートナーに求める

「安心」の形

「気を抜ける」

「そのままでいられる」

「だらけられる」

力の入っていない

「素」の状態の

自分を出せること

それを

「安心感」

と言う人が多かった

そのたびに

わたしの心は

反応していた

全く

腑に落ちない

わたしの中にも

たしかにある

「素顔でいられること」

「楽に呼吸ができること」

でも

これは本質じゃない

わたしが

求めているのは

「回復の安心」ではなく

「停滞しない安心」

わたしにとっての

「安心」は

だらけることでも

緊張し続けることでも

甘え合うことでもない

お互いが

自分を磨く姿勢を

手放さずにいられること

自分が

変化し続けていきたいから

生活には

メリハリがほしい

相手にも

芯を

持っていてほしい

でも

同じ考えの人には

なかなか

出会えなかった

そのうち

「わたしが

 厳しすぎるのかな」

「本当の安心って

 みんながいう

 あの形なのかな」

自分を

疑うようになっていた

そして

自分の輪郭を削って

相手の型に

入ろうとしていた

でも

心がざわついて

仕方がなかった

だんだん

自分の身体が

重たくなる感じがして

耐えられなかった

わたしは

理想ではなく

自分の性質

そのものを

飲み込んでしまっていた

わたしにとっての

「安らぎ」は

気を抜くことじゃない

そして

「安心」は

お互いが

「堕ちない」ことだ

関係の正解は

ひとつじゃない

わたしは

少数派

なのかもしれない

でも

きっと

他にもいる

だから

自分を薄める必要はない

「一緒にいることで

 自分の質が下がらない?」

これを

無意識に

大事にしてきただけだった

そんな自分を

認めることが

できた今

自分の

価値観を

正しい位置に

戻すことができた

そしてこれは

わたしの

「核」になる価値観

わたしにとっての

パートナーシップは

休息や

依存のための

場所じゃない

自分の人生を

真剣に生きるための

「並走者」

だから

尊敬や向上心が

お互いにないと

きっと

続かない

自分の

取り扱い説明書を

ようやく

正確に

読むことができた

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