疑いの気持ちが
一度顔を出すと
もう
隠れることはなかった
自分を
奮い立たせて
ギリギリのところで
走ってきていたから
落ちるのは
早かった
そのことも
自分を追い詰めた
生きる目標を
失いかけていた
舞台がなくなったら
一体わたしには
何が残るのか
何のために
ここまで必死に
頑張ってきたのか
目標がないわたしは
わたしじゃない
胸の真ん中に
大きな穴が
開いたようだった
自分には
何もない
この言葉が
頭から離れない
これから
どうやって
生きていけばいいのか
身体が
ふわふわとして
定まらない
視線が泳ぐ
顔を上げられない
わたしらしさとは
何だったか
過去に言われた
言葉たちが
蘇ってくる
心も身体も
疲れ切っていた
自分の性質上
多くの人の中で生きることは
向いていなかった
創作自体が
違ったのではなく
環境が
合わなかっただけだった
でも
当時のわたしは
ひたすら
自分を責めて
自分で
自分の価値を
見えなくしていった
一人になることを
初めて
怖いと思った
自分の足元が
底なし沼に
見えてくる
じっとして
いられない
自分を襲っている
不安や恐怖と
向き合う
勇気がなかった
自分の声に
耳を傾けることが
できなかった
不安は増すばかり
焦燥感が募る
何かを探して
自分の中にできた穴を
埋めようとしていた
それほど
創作は
自分の生と
直結していた
失うと
生きられない
創作は
わたし自身だった

