「必然の重なり」

あの時の

わたしには

選択肢が

なかった

踏み越えた先に

あるもの

越えないと

見えてこないもの

ひとつの事実に

隠れていた

いくつもの必然

息をのむほどに

見事なタイミングで

すれ違ったようで

重なっていた

全部

このためだった

それほどまでに

見事な必然

迷いは

全くなかった

自分の中で

固まっていたから

だから 

あっさりと

来れてしまった

手放したのは 

古い

価値観の中での

自分の立ち方

自分を

諦めたわけじゃない

だから 

静かに

線を引いて

形にしないまま

前に進むことにした

寄る辺がない中

確証のないものを

信じる

これは 

自分自身が不安定だと

選べない

すぐに 

前の立ち位置に

戻りたくなるから

でも

これこそが

新たな選択肢だった

すべては

自分の中に

踏み越えた先で

見えたもの

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