
一歩を踏み出す
決意をした
自分を差し出さない
自分を犠牲にしない
わたしは
誰かに合わせるのを
やめた
でも
一歩進むと
自分の中に
疑問が湧いてきた
けれど
心は軽く
身体も静か
欠けた感覚は
どこにもなかった
むしろ
わたしの真ん中には
確かなものがあった
満たされていて
不足感がない
ずっと
自由を求めていた
自分で
自分を選べる
生き方の自由
誰にも
何にも
縛られず
わたしらしく
在るために
その自由を
手にすると
自分の望みが
はっきりと見えた
20才のとき
20年後の
自分に会うのを
とても
楽しみにしていた
探していたものに
出会っているのか
想像通りの
自分になっているのか
いまから
10年後
20年後
どんな
おばあちゃんに
なっているのか
またひとつ
楽しみができた
わたしは
表現の世界で
生きていく
だから
自分の価値を下げるような
生き方はしない
命が続く限り
自分の情熱を
燃やし続け
自分の美を
追い求める
そんな
熱くて人間らしい
生き方をしたい
けれど
自分という人間を
表現するためには
すべてをさらけ出す
覚悟がいる
これが
残っていた
最後のブレーキ
踏み出したことで
周りを
気にせず
自分を表現する
勇気を得た
開いた扉の
先に見えた世界
わたしの生き方
わたしという
人間の在り方
それが
わたしの美学だった
