きっと
最初から歯車が
噛み合っていなかった
でもね
もしかすると
嚙み合っていないのではなく
はじめから
噛み合う位置に
いなかったのかもしれない
それぞれが
離れた位置で
歯車を
回し続けていた
普通がひとつも
当てはまらない
そんな
形だった
時間が
解決してくれると
思っていた
でも
だんだんと
わたしの心が
曇り始めた
息苦しくて
身体が
悲鳴をあげ始めていた
気が付くと
わたしのまわりは
高い壁で
囲われていた
はじめて
そこから
一歩も動いていない自分に
気付いてしまった
好奇心の赴くままに
創ることが
わたしの生き方
用意された
箱の中で
大人しく
生きられるような
人間じゃない
だから
本当に
苦しかった
気づいてしまったら
もう元には戻れない
止まりかけていた
わたしの歯車が
その瞬間から
勢いよく回り始めた
もう
同じ景色を
見ることはないけれど
それぞれの
すすむ道は
苦しいものじゃない
ここまで
たくさん
頑張ってきた
きっと
それぞれが描いていた
幸せのかたちが
そこに
あるはずだから

