「草原の木の下で」

もし

誰かと

並ぶ未来を

自然に描いている

自分を認めたら

軸が揺らぎそうな

気がした

誰かと並んで

自分の輪郭が崩れるのが

怖かった

共に在ることと

依存は違う

でも

自分の輪郭が

少しだけ

柔らかくなる

一人でいる時の

整いすぎた自分から

関係の中の

自分になる

わたしにとっての

本気

それは

共に在ることを

自分に許すことだった

もう

ひとりは嫌だ

いつも

空気を読んで

誰かの気持ちを汲んで

先回りして

動いてきた

でも

もうわたしは

頑張りたくない

本当の自分を

見てもらいたい

頭で難しいことを

考えなくていい

そんな

場所がほしい

心から

安心できる場所

安心することを

感じてみたい

その場所で

無防備な

自分の姿でいたい

わたしも

誰かに頼りたい

甘えたい

一人で

立ち続ける自分には

戻りたくない

わたしは

ここにいる

広い

草原の上に

一本の木が

立っている

空の青

優しい陽の光

柔らかい風が

草たちを揺らしている

そこにある

二つの影

わたしの中に

そんな美しい景色が

描かれていた

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