目が覚めたら
涙が溢れてきた
夢を
見たわけでもないのに
なんとなく
終わりを感じさせる
何かの区切りが
ついたような
そんな
終わりの予感
すると
だんだん腹の底が
熱くなってきた
わたしの中から
一気に溢れ出てくる
「馬鹿じゃないの?」
「いい加減にしなさいよ」
口の悪い自分が
怒りと一緒に
出てきた
わたしは
理解のある
大人なんかじゃない
わたしだって
怖いものだらけだ
できるのなら
子供みたいに
泣きわめきたい
わたしの
本音が出てきた
ずっと
大人のわたしが
抑えて
調整して
溜め込んできた
怒りの感情
それが
ぜんぶ排出された
そしたら
目の前の視界が
広くなった
とても
スッキリしている
わたしは
傷ついてきた自分から
卒業した
新しい自分は
自分を傷つける場所へは
戻らない
無理に決めて
終わらせたわけじゃない
選択した
感じがない
強がりでも
覚悟でもない
もう
その場所に
自分がいられなくなっただけ
気づいたら
前とは違う場所に
立っている
ここは
また
あいだの場所

